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五海ゆうじ写真通信140

「音楽と都市」
ようやくですが、
ビルエバンスのドキュメント映画「タイムリメンバード」を見てきた。
公開されてかなり経っていたんですが、かなり混んでいた。
片一方でクイーンのドキュメント映画も公開されて、
これはバカあたり、私は見ていませんよ、
音楽はかくも人を惹きつけるんですね、
その前にNetflixでボブマーリーのドキュメントも見ていて、
それはそれでけっこう面白かった、
何が面白かった?
私が知らなかったボブマーリーの人間(生活)が垣間見えた。
その事です。

で「タイムリメンバード」です、
これがです、いろいろな事を考えさせてくれた、
ジャズがです、生まれたニューヨーク、
やっぱニューヨークはいいな、と久々に思った、
ニューヨークだから生まれたジャズ、
その匂いが立ち込めた映画でもあったんですね、
そしてビルエバンスという一つの才能の発展と滅亡
そして残された音楽、
でです、いったいビルエバンスのCDは何枚あったっけと
探してみた、19枚
いつのまにか溜まっていた、
そして最もよく聞く音楽にもなっている。
まぁ、あの当時のニューヨークのジャズミュージシャン達はかなりの数、
ヘロインに感染していたらしく、
ビルエバンスもその一人で結局それでくたばってしまうんですね、
そんな薬との格闘から生まれた研ぎ澄まされた音が胸を打つんです。
薬であるシーンを思い出した、
新宿のジャズ喫茶(おそらくバードランド)で阿部薫と話していた、
その時阿部がエリックドルフィーのレコードをかけて言った、
「これ完全にいっている時の演奏だよな」
私は薬とかには興味がなかったんで、そのまま聞き流した。
そしてそれから半年後ブロバリン98錠を飲みくたばってしまった。

ビルエバンスといえば、
これはもうマニアというよりはなんといいましょうか、
狂いといいましょうか、ビルエバンス以外は音楽ではない、と
とまで思っているのがいまして、
名前はヒロ・ヤマガタであります。
彼はいま西海岸の山奥で自給自足の生活をしているんですね、

ニューヨーク行かなきゃな、
そんな事を感じさせた映画でもありました。

バラ2景
‘Zenfuichi’ICHIYOH
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Josephine Bruce
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2019/6/11







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五海ゆうじ写真通信139

「情熱と遺産」
PSFレーベル、ほんと変な音楽を掬い上げ世に出していた。
まさに日本音楽の遺産といっていい。
それは異端といってもよいかもしれない、
だがしかしです、生悦住さんだからこそできた事。
異端故の正統、何故音を発するのか、その根源的なところからです、
問うような音楽(それは音楽とは言えない音の集積でもあるのだが)
を拾い集め世に出していた。
そんな中で私に最も衝撃を与えた一枚があるんですね、
この写真通信でも書いた川仁宏「フラッシュバック」
(このブログで川仁宏を検索をかければ書いた号がでます)
生悦住さんから届いたこのアルバムのレビューをG-Modernに書いています。
ちょっとそれを再掲載しますゆえ、
読んだ人はまたかと言わず目をつぶっててください、
。。。。。。。。
「川仁宏とノイズ」
「フラッシュ・バック」から聞こえてくる音は、
ノイズといってよいかもしれない。
音は小さくささやかな音だ、
だがしかしなのだ、その音から聞こえてくるのは、
とてつもなく大きな、人が発する爆音だ。
そこに秘められた音(声)からは
人が持つ絶対的な孤独
そのようなものを感じさせる。
。。。。。。。。。
よくぞ出した、
このアルバムはPSFだからこそ出せた音源だ、
幾度でも言う、
このアルバムはPSFの遺産なのだ、
そして日本音楽アンダーグランドの遺産でもあるのだ。
ささやかだけど人の情熱が生んだ一枚のアルバム、
このアルバムが明大前の小さなレコード店のレーベルから出た事、
その事を忘れはしない、

一言付け加える
このアルバムをPSFへ持ち込み編集したのは
浦邊雅祥
異端であるが故に、
音を出す根源的な問いを私達に問いかける演奏を
続けているアルトサックす奏者だ。

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innocent_c6 庭の花
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2019/5/12


五海ゆうじ写真通信138

「グローバルと言葉」
私、自慢ではないですが、日本語以外は喋れません、
ですが、外国へ行った時とか、なんとかですねどうにかくぐりぬけ、
楽しく旅をしたり仕事をしているんですね、
まぁ、なんとかなるだろう、とやっておるのです、

で話はとびますが、
あれはもう何年前になるだろうか、
20年以上経つかもしれない、
どういう訳か、ある人が私のところにカセットテープを持ち込んできた、
そのテープ中には、日本のフリーミュージック黎明期(60年代後半から70年頃)
の音源が入っていた。
この後の時代になりますが、
話だけで誰も聞くことができなかった、
阿部薫のおそらくもっともよかった頃の演奏、
それは渋谷にあったプリチネラ、新宿のピットインニュージャズホール、
池袋ジャズベッド、等で録音されていた、
そして高柳昌行ニューデレクションの演奏、
何よりもびっくりしたのは、
伝説になっていて、私も話しだけで聴いていなかった、
渋谷ステーション70での高柳昌行、阿部薫のデュオ
がなんとですあったのです。
その他にも新宿「汀」だったと思うが吉沢元治トリオの演奏等もあった。
そのあたりの事は、
写真集「OUT TO LUNCH 阿部薫」に書いていますが、
その音源は今は無くなったしまったPSFレーベルから
2年をかけ、生悦住さんと一緒に出していった、
そのCDは、私のところに持ち込んできた人の頭文字をとり、
JIコレクションシリーズとして出していった、
しかしです、JIも生悦住さんも今はもういない、
もう一言付け加えるとです、
その時の阿部のCDは、
著作権を持つ親族(娘さん)の拒否にあって再び出す事はできない、
そうなのだ、あの当時いろいろあった、ほんとうにいろいろあった。

それで話はまたまたとびます
昨年イギリスの友人アランが話があるからと
アメリカの音楽プロデューサー、ピータという人を連れて
私のアトリエにきた。
まぁ、出雲そばを食べながらです、話した。
なんでもPSFから出したJIコレクションの音源を
アメリカでレコードにして出したいという話だった、
そしてジャケットにPSFから出したCDと同じく
私の写真を使わしてくれないか、と
まぁ、慌ただしい時間ではありましたが、
そういう話だったんですね、

そして今年高柳昌行ニューデレクションの音源2枚を
レコードで出すことに決まったとピータから連絡がきた。
これ当然英語でのメールです、
私にはようわからんのです、
それで少しは英語ができる息子に助けをもとめたんですね、
そしたらなんのことはない、
google翻訳でも使ったらと、
えっ、そんなの役にたつのかいな、とです、
思いながら利用してみた、
それがです、言葉が少しおかしいところはありますが、
言わんとしてる意味はちゃんと解るんですね、
ヘー、です。
という訳で、なんとかピータとの仕事はできた、
フー、であります。

写真バラ2景
アイスバーグ
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クローネンブルグ
クローネンブルグKronenbourg_

2019/4/19

五海ゆうじ写真通信137

「無伴奏とバッハ」
クラシックに興味を持った時、
やはりといおうか当然といおうかカザルスの無伴奏に出会ったんですね、
そのあたりからクラシックの面白さに魅かれ聴き始めた。
無伴奏もチェロとバイオリンがあることを知ったりして、
少々のめり込んでいった。
何よりも演奏者が一人であること、
一人であるがゆえに伝わってくること、
まさに音楽家が持つ世界観、思想、意思、そして技術が
明確に聴く人に伝わってくる、
それが面白くて聴いてきた。
師匠から何気なくCDをいただいたり、教えてもらったり、
しながらコツコツとCDを買い集め、
現在バイオリンの無伴奏が6枚手許に残っている、
ENESCO,SZERYNG,SZIGETI,MENUHIN,SUSKE,KREMER
まぁ、ときどき探し出しそれぞれの演奏家を聴いておるのです、
しかしです、飽きないんですね、
そういえば、クレメールが監修した「シャコンヌ」なんて映画もあった、
この映画、よくある物語になっていたが面白かった。
最後のシーンだったか、地下道で浮浪者になった音楽家が
仲間と共に「シャコンヌ」で踊り出すシーンは、
今でも鮮明に思い出すことができる。

それでです、また一枚無伴奏のCDが新しく仲間入りした。
HEIFETZ,のバッハ無伴奏、
おそらく1930~40年代あたりに録音されていると思うが、
これがです、いいんですね。

ナンジャカンジャといってもバッハはいい、
なにがいいかというとですね、
バッハからは自由ということを感じるからなんです。

innocent_c3 「駅への道」
003駅への道_IMG_0596_00001003駅への道_IMG_0596

innocent_c4 「大船植物園」
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2019/3/15











五海ゆうじ写真通信136

「写真と情熱」
仕事以外で写真を撮っているんですね、
それは写真学生であった時から、
つまり金にもならない写真を撮り続けている。
被写体は様々です、
ある時は街角で、ある時は森の中で、ある時は人の中で、
そんな写真が支えになっている。
ここ30年花と向き合ってきた。
花を撮るのが面白くて面白くてですね、撮り続けているんです。
ここのところ6年は、バラを撮るのが面白く撮り続けている。
自分で言うのもなんですが、美しいですよ、
花だけではなく人の営みから出て来る風景もですね、
コツコツとですが撮っている。
とりあえず「夢の足跡」とですね題して撮っている、
まぁ、金にもならんですが。。。果てしなく続く旅ではあります。
そんな写真を撮っていて、なんかなぁ抜け落ちている写真があるなぁ。。。
とです思っていた。
それがです、ようやく見えてきた。
そして試作から始めてみようと撮り始めた、
「innocent」
ところがです、突然体に変調が出てきた、
目がです、おかしくなってきた。
まぁ、職業病と経年劣化ですね、
大学病院で検査を繰り返し、
暫くは定期点検(検診)をしながら様子をみようとということになった。
ここのところようやく視力も戻り、
写真を撮れるようになったんで、
再び撮影を始めた。

まぁ、いろいろあります。。。。

「innocent_c1」
001駅への道_IMG_0560_00001001駅への道_IMG_0560

「innocent_c2」
002駅への道_IMG_0569_00001002駅への道_IMG_0569

2019/2/18





プロフィール

iikonodon

Author:iikonodon
広告写真を撮りながら、花と植物、街と人、の写真を撮る作業を続けています。
2011年より電子書籍の出版を開始しました。

※当ブログ内の写真、テキスト等の
無断借用、転載などは固くお断りいたします。

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