五海ゆうじ写真通信64

「即興と中国」

少し前になるが中国の李剣鴻から「環境即興」と
題された3枚組のCDボックスが私のところに届いた。

初めて彼の音楽を聴いてから、もう10年は経つかもしれない。
その頃の彼はガンガンにギターを弾いていた。
日本にも来てライブハウスで演奏をした事もある。
ただ少々うるさい音楽なんで、ちょっと俺には向かんなぁー。
まぁ、そういう事を感じていたんですね、しかしです
「中国にこんな音楽家がいるのか、しかも即興音楽」
それは驚きだった。
彼のバックグランドはどうなっているんだろう、
と言う訳でです、5年前に友人達にカンパしてもらい
中国の杭州まで彼に会いに行った。
その時のインタビュー記事と写真は
「G-Modern」29号に載せていますんで、そちらでお読みを、
まだ在庫はあるかもしれません。
その頃の彼は山に籠り、自然の音雨音等の世界に入り、
一人演奏をしていた。
その時の音源をCD-Rに焼いて私が帰る時に渡してくれたんですね。
CDには「十二境」と書いてあった。
帰って聴いた。
オー、いいではないか、
音楽家の人達は、風の音、雨の音等自然の音と
一緒によく演奏したりするんですが、
正直なところ、あまりおもしろくない。
これは少し違う、といおうか、根本が違う。
私には、すんなり聴けた。

届いたCDボックスには、その「十二境」を含め
「空山」「在這裏」が収められていた。
李さんに訊いた
「あなたの音楽(即興)に影響を与えてたのは誰ですか、
即興をやるきっかけになったのは?」
そしたらです
「デレクベィリーとパットメセニーが共演したCDです」
と答えが反ってきた。これには驚いた。
10年以上前にそのCDを中国で聴いていた若者達がいた。

写真はMontSaintMichel2景
MontSaintMichel1

MontSaintMichel2


2015/3/9


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Author:iikonodon
広告写真を撮りながら、花と植物、街と人、の写真を撮る作業を続けています。
2011年より電子書籍の出版を開始しました。

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