五海ゆうじ写真通信68

「高柳昌行と武満徹」

間章の事を書き綴ってきたので、
この際私が知っている事、感じている事を
もう少し書いておこうと。。

間が愛した音楽家の連なり、
おそらく、間に最も影響を与えた音楽家は
高柳昌行ではないかと思っとるのですよ。
それは最後は個人同士で敵味方に分かれ、
激しい戦いを繰り広げたのでありますが、
しかしです、
一つの運動体が過激(根源的-つまりラジカルということでありますが)
であればあるほどそれは先鋭化し分裂していく。
そして内的にも外的にも血は流れる。

幻と言われていた1970年ステーション70での
高柳昌行と阿部薫の演奏(その場に間章は居た)
その音源がですね、廻り廻って私のところに持ち込まれ、
その後、紆余曲折を経てデスクユニオン(DIWレーベル)から
「集団投射」「漸次投射」として発売されたという経緯があるんですね、
同じ年(1970年)には、間章、高柳昌行、阿部薫、
3人によるコンサート「解体的交換」も開催されている。
そして文字通り3人の関係は解体していくのですが。
まぁ、このあたりの事は、
当人同士にしか解らないことでもありますので、
あまり書きませんが、

高柳昌行の事です。
高柳さんには何人かの弟子がいるんですね。
最晩年ノイズの爆音を手伝っていたのが大友良英ですが
もう一人重要な弟子の一人に今井和雄がいます。
今井和雄さんの事は写真通信59でも書いています。
そして今井さんは小杉武久にも師事していた。
つまり間に影響を与えた音楽家2人の音楽を継承し発展させ、
そして独自の世界を構築し音楽を展開しているのが今井さんなんですね。
そして今井さんの書棚には武満徹の著作集が並んでいた。
今井さんはこんな事も言っていた。
「新しいものと言えば現代音楽でしょうね」

私が勝手にに思っている事ですが、
高柳昌行、武満徹、
この二人は、日本が世界に誇ってもいい、
数少ない音楽家ではなかろうかと。

写真は最近の花2景
箱根仙石原
箱根仙石原

サクラバラ
サクラバラ

2014/5/6
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Author:iikonodon
広告写真を撮りながら、花と植物、街と人、の写真を撮る作業を続けています。
2011年より電子書籍の出版を開始しました。

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