五海ゆうじ写真通信71

「齋藤陽道とシャッター」

齋藤陽道と言っても、かなり、ほとんどの人は、
「誰じゃい、それは」そう思われるでしょう。。
今年の初めごろ、2月だったでしょうか、
ネット上で、彼の写真を偶然見たんですね、
ワタリウム美術館で写真展をやっているという、
見た写真は、私に足を運ばせるには充分だった。
会場に入って写真を見た。
不思議といおうか、ん、これはなんか違うな、なんだろうこれは、
まずそう感じた。そして気が付いた。
「この写真からは、音が聞こえない」
暫く見てから解説を読んだ。
その時はじめて齋藤さんが耳が聞こえなく言葉が喋れない、
障害者の方だと知った。
その事を知った後だ。
写真展の中の一枚にトランペットを吹く若者が写されている写真があった。
私は、しばらく、かなりの時間その写真の前に立ち尽くしていた。
いいようもない感情がこみ上げてきた。
もう一つ、真逆光で撮ったポートレートが何点かあった。
美しい、だだ美しい、
単純に、心にふれたものにシャッターを切る。
それが、こんなにも人を感動させるのか。
わたしは、いつの間にか、牛腸の写真を思い浮かべていた。
そうなのだ、この写真は全ての人に感動を与えはしないかもしれない、
しかしなのだ、一人の人には確かに感動を与えるのだ。

齋藤さんの2冊の写真集。
「感動」と「宝箱」

写真は薔薇2景
ベネロープ
ペネロープPenelope_3

モッコウバラ
モッコウバラ

2014/5/16

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Author:iikonodon
広告写真を撮りながら、花と植物、街と人、の写真を撮る作業を続けています。
2011年より電子書籍の出版を開始しました。

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