五海ゆうじ写真通信100

「持続と可能」
なんてたった100回です。
そもそもこの写真通信をなんではじめたかというとですね、
引っ越したのがきっかけだった。
それまで住んでいた武蔵小杉から今の所へ来た。
今の所、鎌倉の近くといえある意味僻地ではあります。
それはそれでちょっと寂しいものもあった。
仕事関係、友人達に忘れてもらっては困る、
まぁ、そんな事もありとりあえずは身の回りの事でも知らせておかねば、
と始めたんですね、
いったい何を書いてきたのか、ブログを遡ってみた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
五海ゆうじ写真通信4(2010/5/10)
「石原吉郎と写真」
早くも沖縄は梅雨入り。
ここのところつかの間の晴れでした。
皆様お元気でしょうか

Galleryにて「Flower Arrange1」を公開しました。
http://www.ab.auone-net.jp/~itsumi/gallery/gallrey_index.html
時間のある時にでもご覧いただければ嬉しく思います。

私の好きな詩の一つに
石原吉郎の「北鎌倉壽福寺」があります。
こんな詩です。

「おそらくは無感動に そのときまで見つづけたものが
 はじめて生者のものであると知ったとき 私は動転した。
 十一月二十五日。死もまた行為となる地点に
 私は不意に立ちもどった。
 正確には北鎌倉壽福寺の背面である。」

詩集「足利」の中の一編。
この詩と出会って30年私はようやく北鎌倉壽福寺に
行くことができた。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

写真は最近の花2景
ウンナンオガタマ
266ウンナンオガタマ2

葉にあたる光
_070神代2

2016/5/19

五海ゆうじ写真通信99

「写真と富」
右も左も解らない田舎者が写真を目指して写真学校に入った。
入る事は入った。
写真を学ぶのに、当たり前といえば当たり前なんですが、
カメラが必要だということすら知らなかった、
というよりは、そういうものは学校で用意してくれるものだ、
とですね勝手に考えていた。
ところが違った、用意しなければいけない、
慌てて丸井へ行って購入したんですね。
月賦を払っていけるのかいな。。。
そんな事を考えている私にですよ、
追い打ちをかけるように先生は言う、
「写真をやるなら家の財産を食い潰す覚悟でやれ」
財産もろくにない家で育った私はこう暗澹たる思いで
写真生活のスタートをきった。

そこでです前回の続きになります。
フォトアドバイスでは会員(誰でも只で入れます)に対して、
定期的にアンケートをとっているんですね。
以前、フォトアドバイスの商品についてのアンケートをとった。
その中には、商品を買っていただけない人達へ
「何故購入しないのか」の質問も入れてあった。
フォトアドバイスの会員には年配の方が多い、
その人達の答えをみてですね、
高齢化社会と言われている今の社会の
一つの姿が見えてきたように感じたんですね。
切実な想いがひしひしと伝わってきた。
「写真が好きで、少しでもいい写真を撮りたい、
だけど少ない年金では教材等とても買う事ができない」
なかには切々と写真に対する想いを書いてきた人達もいた。
それもかなりの人達がです。
そんななかで私達は写真の教育活動を続けているんですね。

肝に銘じておかなければ、

写真は沖縄2景
備瀬集落民家の庭
201604171117296a3.jpeg

那覇市拝み所がある空き地
20160417111727467.jpeg

2016/4/17







五海ゆうじ写真通信98

「写真と繋がり」
前回の続きになりますが、
そうです、私達のセミナー、ワークショップに参加される方は確かに
年配の方が多い。
年を重ねたからこそ撮れる写真。
その写真群はですね。
こう、溢れるように湧き上がってくる。
私が思うにはですよ、
若い時になんらかの理由があって
好きな事をあきらめざるをえなかった人、
やりたい事をじっとですね、心に秘めて来た人、
ひょっとしたらそのような想いを持った人達がですね、
写真を撮り始めたんではないかと、
世の中若い人達の写真を吸い上げる機構は、
なんしゃかんじゃ言ってもけっこう揃っている。
ところが年配の人達の写真はほとんど顧みられることはないんですね。
しかしです私達の前に素晴らしい写真は現に出てきている。
それをなんとか少しでも世の多くの人に見ていただけたらと、
まぁ、そんな事も考えながら私達(フォトアドバイス)はやっているんですね。
それとです、そういう人達の繋がりを持とうと
独自のSNSも立ち上げた。
そのSNSを通してお互い切磋琢磨、悪戦苦闘しながら、
写真を撮っている人達がいる。
「伊達に年とってんじゃねえぞ」
そんな声が聞こえてくるのですよ。
これは、私にとっても一つの発見でした。
あっっとと、、若い人達もいまーす。

写真は沖縄2景
沖縄備瀬集落
IMG_1033-2.jpg
沖縄那覇市公設市場付近
IMG_1176_2.jpg

2016/4/4

五海ゆうじ写真通信97

「写真と愛好」
フォトアドバイスというところがあります。
写真愛好家つまりアマチュア写真家ですね。
その人達に、写真のいろいろな事、
まぁ私の写真人生で得た事を伝えて収入を得ている所、
それがフォトアドバイスなんですね。
花を撮り始めて、かれこれ35年になりますか。。。。
好きで撮っているんですね。
ですから金にはならない、というよりならなかった。
注ぎ込んだ金はおそらく3~400万、フー
ところがですね、
私が得た花の撮り方を聞いてくださる人達がでてきた。
それはフォトアドバイスのシステムの中でです。
ありがたいことです。
具体的にフォトアドバイスとはなんぞやですが、
話すと長いんで省きます。
まぁ、初めはこうなんかいかがわしいWEB上の処でした。
そこに参加して5年が、あっというまに経ってしまった。
少ないスタッフと講師陣(3人)で、
いかがわしいそうな処でありましたが、
ある意味必死で講座を作り話しかけてきた。
それが通じたのが、受講生も増え5年経った今、
我々の教室(まだまだ小さな所ですが)も
持つ事ができるようになった。
受講生の方は圧倒的に年配の方が多いんですね。
当然年配の方ですから人生経験も豊富であります。
いい加減迂闊な事をいうとしっぺ返しを受けるんですね、
それは置いておいてです。
その人達の中からですね、
とんでもない、素晴らしいという意味でありますが、
写真を撮る人達が出て来たんですね。
どんな写真か、は次回で、

写真は最近の花写真から葉2景
03tukuba.jpg

11_176tukuba.jpg

2016/3/4

五海ゆうじ写真通信96

「映画と音楽」
スピルバーグの「ブリッジ・オブ・スパイ」を観て来た。
例によって、なんといいましょうかほぼ完ぺきな映画で感動もしたんですね。
まぁ、それはそれとしてです、
映画音楽といっても映画を盛り上げるための一般的にいわれる音楽ではなく、
映画中でさりげなく挿入されている音楽、
入ったレストランとかテレビとかラジオ流れている音楽についてです。
今回の映画も捕まったソ連のスパイが
刑務所でラジオを聞いているシーンで流れてくる音楽、
ショスタコーヴィッチなんですね、ほんの短い時間しか流れないんですが、
これがなんともいえずよいんです。
スパイの人格そして今の心境、そんなものがこのささやかなシーンで感じられる。
あれは交響曲の何番だったか、
帰ってムラヴィンスキーのショスタコーヴィチを取り出してですね、久しぶりに聴いた。
ショスタコーヴィチに関してはですね、
そんなに興味はなかった。
もうかなり前になりますがクラシックの師匠である友人が、
ある日「頭が痛くなるかもしれないが聴いてみたら」と持ってきてくれたんですね。
ムラヴィンスキーの6枚組です。
で、聴いてみた。
ところがですよ、頭が痛くなるどころか、
もうですね面白くて一挙に聴いてしまった。
まぁ、そんなこんなのショスタコーヴィチであります。

映画の話です。
ラジオから流れてくる音楽といえばですね、
もう一本印象に残っている映画があります。
「イングリッシュ・ペイシェント」
その映画の中で使われている曲を歌っているマールタ・シベスチェーン、
ハンガリーの民謡歌手だった人でありますが
こう、映画とともに心に刻み込まれた歌声であります。

ことほどさようにですね、私にとって映画と音楽は切り離されないというか、
刺激を受けるというか、大切なものであります。

写真は身近な風景から2景
駅への道
_021散歩道_01

散歩道、収穫された赤唐辛子
_052散歩道

2016/1/20



プロフィール

iikonodon

Author:iikonodon
広告写真を撮りながら、花と植物、街と人、の写真を撮る作業を続けています。
2011年より電子書籍の出版を開始しました。

※当ブログ内の写真、テキスト等の
無断借用、転載などは固くお断りいたします。

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