五海ゆうじ写真通信67

「Georges BrassensとBille Holiday」

ジョルジュ・ブラッサンス、
私が好きなシャンソン歌手の一人であります。
初めて聴いたのが、もう随分前15年あたり、
浦邊雅祥のコンサートでした。
彼の演奏が始まる前にかかっていたんですね。
それで、浦邊って何者じゃい、
まぁ、多くの方がそう思われるでしょう。。。
こんな演奏をしています。
http://www.youtube.com/watch?v=5j9KzcBQ_IE
私とのコラボレーション(地の記憶)もやっています。
(この「地の記憶」、DVDで再発売できないものか、
只今奔走しておるんですが、なかなか。。。)
なんだ、これは音楽か、。。。
そう言われば、何といいましょうか。。
そうですね、何回か彼にインタビューをしたことがあります。
その中で彼は繰り返し言っていますが、
「俺の演奏は歌だ」と、
そうなんですね、彼の音色の中にはまぎれもなく歌があります。
まぁ、私はそう感ずる、ということかもしれませんが。
そして浦邊はジョルジュ・ブラッサンス熱烈なファンであります。
なんせ、フランスにある墓にお参りまでしてきているんですね。

それで間章との関係でありますが、
間が愛した音楽家の一人に小杉武久がいます。
小杉さんは川仁宏と友人だった。
そして川仁さんの告別式では、
小杉さんが演奏したバイオリンのテープが流れていた。
そして川仁宏の「フラッシュバック」は浦邊雅祥が編集している。

そういう事なんです。

川仁さんの事は写真通信61で書いています。
http://itsumiyuji.blog65.fc2.com/page-1.html

で、ビリー・ホリディーは何なの、
それはですね、阿部薫の写真集「OUT TO LUNCH」は
「俺はドルフィーを父に、ビリー・ホリディーを母として生まれた」
から始まるんですね。
つまり阿部の音色の中にもまぎれもなく歌がある。
そして、阿部は間が愛した音楽家の一人だった。

写真はフェレンツェ2景
13firenze13.jpg

09firenze09.jpg

2014/4/19

五海ゆうじ写真通信66

「浦邊雅祥とAlbertAyler」

高円寺「円盤」での
間章読書会特別編
「間章とつながりのあった日本のミュージシャンたち」
そこで、間が愛した音楽家達とその系譜、
そして今の音楽家に脈々と連なってきているもの、
まぁ、そんな事を話したわけです。

間は、「モルグ社」をつくり「morgue」という雑誌を発行し
そこで文を含めいろいろ発表していくんですが、
1978年12月12日急逝する。
その日の事を吉沢元治の「distance」を交え、
話したりしました。
そもそも何で、間はモルグという名を使い始めたか、
「死体置き場」ですよ。。。
そこにはアルバート・アイラーが関わってきているんですね、
中上健次が「破壊せよ、とアイラーは言った」と言ったごとく、
アイラーの音楽は、ある意味ではありますが、
衝撃的といいましょうか、
まぁ、しかしです、私にはすんなり、自然に聴けた音楽でありますが。
そんな感じでジャズ、フリージャズとも言われていた音楽の世界に
登場したんですね。
そして。。。。
アルバート・アイラーはニューヨークのハドソン川に身を投げる、
あるいは放り投げられたか。
その死体は誰にも気づかれる事もなく、
死体置き場に暫く放置されていた。
間はそれに誘発され、モルグという名を使い始めたんですね。
(モルグ社は今でも須藤さんによって引き継がれ存在しています)

ここで浦邊雅祥です。
アイラーとも間とも全くといっていいほど関係がない、
浦邊の音楽、
しかしですね、やはり、間が愛した音楽と、かすかではありますが、
連なっている。
これは次回で。

今回「円盤」に来ていただいた方に心より感謝します。

写真は食べ物2景

鶏もも肉照り焼き
鶏モモ肉の照り焼き

カボチャ
かぼちゃ_002

2014/4/9






五海ゆうじ写真通信65

「OUTFITとdistance」

あまり思い出は語りたくありませんが
「阿部薫写真集」を出してから、あの頃の事を語る機会が増えてきているんですね。
またまたです、
4月7日(月)高円寺「円盤」19:30からです。
間章読書会特別編
「間章とつながりのあった日本のミュージシャンたち」
をテーマ少し喋ります。
お時間のある方はぜひ。

OUTFITとdistanceとはなんのこっちゃ?
「OUT FIT」訳すと、旅立ちのための装備、でしょうか、
1975年、吉沢元治が出したレコードです。
プロデュサーはトリオの稲岡さんでした。
そのアルバムの中に「distance」と言う曲が入っています。
素晴らしい曲ですよ。。
この曲は吉沢さんが間に捧げた曲でもあるんですね。
そして、私だけしか知らないと言おうか、聴いたといおうか、
今でも鮮明に憶えているシーンがあるのですよ。
そこらあたりの事をアナログのレコードを交えて話そうかと、
レコードを探しているんですが、
引っ越し騒ぎの時にどっかに紛れ込んでしまって出てこない。
このレコードジャケットの写真を撮りに、
間と吉沢さんと3人で冬の新潟の海まで撮影に行った。
そういうレコードでありますから捨ててはいないんだと。。。。
当日まで出てくるかどうか。

知っている人は知っている、知らない人は知らない。
我が家のワン公どんが2月21日永眠しました。
嬉しい時辛い時20年間私達の傍にいてくれました。

写真はです、
ここのところ、いろいろと暗雲が垂れ込めているんで、

まぁ、いろいろあらぁーな、

春の花を集めて2景(アレンジ山崎竜)
hanaatume.jpg

hanaatume1.jpg

2014/3/27

五海ゆうじ写真通信64

「即興と中国」

少し前になるが中国の李剣鴻から「環境即興」と
題された3枚組のCDボックスが私のところに届いた。

初めて彼の音楽を聴いてから、もう10年は経つかもしれない。
その頃の彼はガンガンにギターを弾いていた。
日本にも来てライブハウスで演奏をした事もある。
ただ少々うるさい音楽なんで、ちょっと俺には向かんなぁー。
まぁ、そういう事を感じていたんですね、しかしです
「中国にこんな音楽家がいるのか、しかも即興音楽」
それは驚きだった。
彼のバックグランドはどうなっているんだろう、
と言う訳でです、5年前に友人達にカンパしてもらい
中国の杭州まで彼に会いに行った。
その時のインタビュー記事と写真は
「G-Modern」29号に載せていますんで、そちらでお読みを、
まだ在庫はあるかもしれません。
その頃の彼は山に籠り、自然の音雨音等の世界に入り、
一人演奏をしていた。
その時の音源をCD-Rに焼いて私が帰る時に渡してくれたんですね。
CDには「十二境」と書いてあった。
帰って聴いた。
オー、いいではないか、
音楽家の人達は、風の音、雨の音等自然の音と
一緒によく演奏したりするんですが、
正直なところ、あまりおもしろくない。
これは少し違う、といおうか、根本が違う。
私には、すんなり聴けた。

届いたCDボックスには、その「十二境」を含め
「空山」「在這裏」が収められていた。
李さんに訊いた
「あなたの音楽(即興)に影響を与えてたのは誰ですか、
即興をやるきっかけになったのは?」
そしたらです
「デレクベィリーとパットメセニーが共演したCDです」
と答えが反ってきた。これには驚いた。
10年以上前にそのCDを中国で聴いていた若者達がいた。

写真はMontSaintMichel2景
MontSaintMichel1

MontSaintMichel2


2015/3/9


五海ゆうじ写真通信63

「時代と中平卓馬」

正月はカミさんと代官山にあるイルプルへ行って
ケーキを食べ土産を頂いて帰る。
弓田さんがいれば正月の挨拶をする。
もうずーと、続けています。
今年は友人のkさんが特別参加でした。
時間があったので今回は近くのTUTAYAへ寄ってみたんですね。
ここは写真集がけっこう揃っていて楽しみなところです。

あった。中平卓馬「Documentary」
敢えていいますが、これは凄い写真集だ。
若い頃、なけなしの金を叩いて買った
彼の初めての写真集「来るべき言葉のために」
それ以来、彼の写真はずーと私の前にあった。
そして今回の写真集。
森山大道が帯に書いている。
「彼は、写真の‘聖域’に到達した唯ひとりの写真家である」
よくぞ言った。そのとおりだ。
それくらい凄いのだ。
時代に垂直に立つ事。
そして作品に時代が纏わりつかない。
撮るものを見つめるとは何なのか、
シャッターを切る事は写真家にとって何なのか。
そんな事を考えさせてもくれる。
そして写真を見る楽しみも感じさせてくれる。
今年の正月はこの写真集から始まったんですね。

写真「夢の足跡」
千葉県浦安海岸
浦安海岸1997

東京都渋谷地下通路
渋谷地下通路

音楽
Bill Evans「INTERPLAY」
ビル・エバンズはやっぱいいね。
1962年に録音されているが、
この当時の、当代一流のプレイヤーを
集めた演奏が素晴らしいのだ。
Philly Joe Jonesのドラムが際立っているね、
ヤマガタが言った
「このアルバム、ミュージシャン同士が会話しているよな」

2014/2/11
プロフィール

iikonodon

Author:iikonodon
広告写真を撮りながら、花と植物、街と人、の写真を撮る作業を続けています。
2011年より電子書籍の出版を開始しました。

※当ブログ内の写真、テキスト等の
無断借用、転載などは固くお断りいたします。

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